10月に入り、すでにセンター試験までおよそ3か月、国公立大の前期試験まで4か月強という時期になりました。
受験生の皆さんは、この限られた期間で合格を手にする学力をしっかりと身につけていかなくてはならない時期となります。
残り時間は少なく、第1志望に合格するために日夜努力をされていると思いますので、合格という成果を意識した学習の進め方を、今回はお話していきたいと思います。
■夏までは基礎固め、秋は実戦に向けてのスパート準備
実戦に向けてと言っても、ただがむしゃらに過去問を解いていくというわけではありません。
これまで解けない問題を繰り返し解き、苦手意識を克服しながら、多くの問題にあたることが大切です。
これは、英語だけではなく、数学そして理科や社会などの科目にも非常に有効です。
受験までの期間では、無理のない勉強計画を立て直していき、モチベーションが下がらずに勉強できるスケジュールで勉強をしていきましょう。よく無理な学習計画を立てて、計画倒れになるのを見かけるので、気持ちはわかりますが、欲張りな計画はやめておいた方がいいと思います。
無理のない計画の立て方というのは、例えば問題集を1週間で何ページ進めるとか、1日で何ページ勉強するかといった具体的な計画のことです。
「無理のない計画」で、ゴールへ向けてスパート準備をしましょう!
■秋から使用する問題集とは
残された3ヶ月で効率的に勉強するためには、使用する問題集のレベルと問題形式を志望校のレベルと問題形式にマッチさせることが重要なポイントです。
例えば、英語の勉強で考えますと、行うべきは「英単語」「英文法」「英文解釈」「長文読解」の4つが基本となります。
「英文法」は、マスターするには日頃の積み重ねが重要にはなりますが、志望校の過去問から出題の傾向を知ることで、効率よく勉強ができ短期間でも得点をあげることが可能となっていくことでしょう。
また、「長文読解」に関しては、これまでに身に着けた精読力を用いて、多くの問題を解いていくことです。
多くの問題を解くことで、英語の長文にたくさん触れる機会が増え、長文読解に対する苦手意識がどんどん薄れてくるはずです。
また、語法やイディオムに関して、多くの問題を解くことで同じ問題が出題される確率を上げることも可能となります。
そのためにも、秋からの勉強には志望校のレベルと傾向に合わせた問題集に打ち込んでいくことを心がけてみましょう。
これまでに間違えた問題は宝物です。しっかりと復習をして、試験までに確実に解けるようにしておきましょう!
名古屋 プロ英語家庭教師 REAL