よく生徒から「長文が読めるようになりません」とか「速読ができるようになりたい」といった相談を受けます。しかし、そのような生徒と授業をしていて特に気になる点を2点挙げてみたいと思います。
そもそも語彙力がない
当たり前ですが、言語を読むためにはその言語の語彙を知らなくてはなりません。日本語なら、ある程度の漢字を覚えて読めるようにしなければ、本や新聞は全くと言っていい程読めないと思います。そのことはもちろん英語にも当てはまります。1000語しか知らない人は1000語の理解力で英文を読解していますし、10000語を知っている人は10000語の世界観で英文を読解しています。ある程度、知らない単語の推測はできますが、それが多ければ読むのに時間もかかるし、正確な意味をとらえるのは非常に難しくなります。したがって、語彙力と読解スピードは比例すると思います。
そもそも一文一文が正確に読めていない
長文が早く正確に読めないという生徒の大半は、一文一文が正確に理解できていない場合が非常に多いです。一文一文が正確にわからなまま、どんどん読み進めていき、最後の方は妄想力?を発揮して読み終ります。そして、結局何が書いてあるのかわからないので、もう一度最初から読み直したりして、時間切れになってしまいます。REALでは一文一文を確実に正確に訳す練習を徹底指導しています。基礎文法の徹底理解と構文把握の演習を読解授業の中心としています。一文が正確に読めるようになれば、自然と早く正確に読めるようになるものです。
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