家庭教師も学習塾も多様であり、一概にどちらがどうとは言い切れません。どちらにもメリット・デメリットはついてくるようです。その中で、お子さんの能力や適性に合わせて家庭教師か学習塾かを選ぶことが大切です。
学習塾に向いているタイプ
勉強の習慣がついている
家でしっかりと勉強する習慣がついているので、学習塾から出る宿題をしっかりとこなし、予習も行えるタイプのお子さんです。自身のわかるところ・わからないところを把握が出来るので、課題を明確にしたうえで学習塾の授業を受けることが出来ます。
学校の授業など基礎が身についている
学習塾では学校の授業よりも先に進んでいくことが多く、その授業ペースは学校よりも早い学習塾が多くあります。学校の勉強よりもレベルが高いため、「学校の授業では物足りない」「さらに上のレベルの勉強を頑張りたい」というタイプのお子さんに向いています。
競争心を持っている
学習塾に行けば、複数の生徒と一緒に授業を受けることになります。同じ授業を受けている仲間の中に「負けたくない相手がいる」というお子さんはその気持も勉強に向かうためより勉強を頑張れます。そうしたお子さんには学習塾に同じレベルの競争相手がいることは刺激があり、勉強に身が入ります。
自主的に質問できる
自身の弱い点をわかっていて、自発的に質問をする 自分自身で弱い点を理解しているため、わからない箇所をそのまま放ったらかしにしようとせずに理解をしようと努めます。よって自発的に学習塾の講師に質問を行い、わからない箇所を理解し、進めていくことができます。
家庭教師の学習に向いているタイプ
基礎が出来ておらず、学校の授業についていけない
家庭教師ではマンツーマンでの勉強を行えるので、ついていけなくて置いてけぼりということはありません。周りに他の生徒もいませんので、わからないところをそのままにせずに家庭教師から教わることが出来ます。また、自発的に質問が出来ないタイプのお子さんでも家庭教師が常に見ていてくれるので、お子さんの目線で勉強を進めていくことができます。
集団の中だと集中できない
学習塾は、集団授業であっても個別指導であっても、よくもわるくも友人関係が出来上がり、その友人関係が学習環境にも影響を及ぼします。中には学習塾に通うのは友達と合うためになってしまうお子さんもいらっしゃいます。家庭教師であれば1対1ですので、周りに友人はいません。ですので、周囲の環境に影響されることもなく、家庭教師と一緒に勉強に取り組むことが出来ます。
送り迎えが負担
学習塾通いのお子さんには親御さんが送り迎えをするご家庭が多いそうです。夫婦共働きの場合にはその送り迎えは大変な負担でしょう。家庭教師は家にきてもらって勉強をするわけですので、当然ですが、送り迎えの負担がありません。予め決められた時間に家庭教師からの指導を受けることが出来ます。
自発的に勉強をする習慣がない
勉強だけでなく何事でもそうかもしれませんが、大切なことは自発的に継続することです。勉強の場合はやはり基本的には自宅での学習でしょう。家庭教師は自宅で一緒に勉強をします。勉強の習慣がないお子さんでも自宅に家庭教師がくればその時間には自宅で勉強をせざるをえません。最初は家庭教師がいる間だけの勉強かもしれませんが、家庭教師と一緒に自宅で勉強をするうちに自宅での勉強に対しての抵抗が薄れ、家庭教師の指導のもと自宅学習をはじめることが期待できます。
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